制度と教育
老人介護と児童福祉の分野で
「愛と奉仕」の心を発揮しています
希望館の福利厚生
希望館では、入職後2週間が経過した頃に「
資格手当、役職手当など、公平に評価される給与体系を用意しています。
また、プライベートの時間も大切にして欲しいという思いから、オンとオフのメリハリをつけて働けるように休日の取得にもスタッフの希望を取り入れています。月に9日間の休日があり、そのうち3日まで、希望の日を指定することができます。他にも、介護休暇など特別休暇を充実させています。
産休・育休の取得後も、時短勤務制度を活用して、それぞれのご家庭の事情に合わせたフレキシブルな働き方が可能です。小学校低学年の子供がいたり、介護の必要があったりする場合など、時短勤務の相談に応じます。
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- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 健康診断
- インフルエンザ
- 生活習慣病予防検診補助
- 職員旅行補助
- 研修費負担
- 産前産後特別有給休暇
- 育児介護休暇
- 子の看護休暇
- Wi-Fi設置
- 短時間正職員制度
- 職員紹介制度
- 入職後フォロ-
アップ面接
スタッフ教育
どなたでも安心して仕事を覚えられるように、プリセプター制度を導入しています。入職後は、信頼できる先輩がマンツーマンでフォロー。OJTの研修を受けながら、実践的に仕事を覚えていくことができます。仕事を覚えてからも、定期的な研修を通して知識と技術を積み上げることができます。
介護スタッフキャリアイメージ
満足いくサービスを
提供するために
介護や児童福祉の分野で、お年寄りや子どもたちが満足いくサービスを提供するためには、「想い」「技術」「人間性」の3つが
揃ってはじめて可能になります。私たち希望館では、それら3つをバランスよく備えた人財の育成に力を入れています。
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入社
新規採用職員研修※入職前の3月に実施
新規採用職員研修は毎年3月に行われます。4月1日に入職する職員と、中途で採用された職員が対象となっています。研修は大きく分けて、希望館で働く福祉人として働く福祉人として必要な知識を学ぶ法人主催の研修と、介護技術全般の実技研修や児童における専門的な研修の2つです。後者の研修は現場に出る前にある程度の実践的な力を身につける研修となっています。
研修終了後、参加した職員たちは希望館の職員としての熱い思いを深く胸に刻み、利用者や子どもたちのために、配属先へと羽ばたいていくのです。
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1年目
新任職員研修※4月から1年間を通して実施
希望館では人財育成することがとても重要と考えており、研修に力を入れています。その中でも新任職員研修は、入社1年目の職員を対象に1年間を通して介護の基本的な知識、技術の向上はもちろん、講師を担当する先輩の経験や体験した事を学ぶことが出来ます。
この研修は、寮母として成長することで利用者に安心、安全な生活を提供することを目的としています。
プリセプターシップ
プリセプターシップとは、1人の新人職員に1人の先輩職員がつき、ある期間マンツーマンで教育・指導を行うことを言います。教育・指導として一方的に教え込むのではなく、新人職員を尊重し、意見を交流させながら実務的なことを中心に、プライベートな悩みも含めて一緒に成長していくことを目的としています。
いわゆる「お姉さん・お兄さん」役で、新人を直接に担当し、新人職員の心身共のサポーターとなります。要は、新人一人ひとり「あなたをしっかり見てくれている先輩がいるんですよ」ということです。
希望館では入職後一年間、この体制で新人職員をフォローしています。
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2年目
スキルアップ研修(中堅研修)
介護に携わる職員は「利用者のために」ではなく、その逆の「利用者の立場だったら」と言う視点で、常に介護のスキルを向上させなければなりません。 2年目以降の職員を対象に、先輩職員が講師となり、お互いに成長する姿勢で取り組んでいます。
一年シリーズの研修で、研修内容は毎年バージョンアップしています。
- プログラム
- 介護とは何か
- 施設に入所するということは
- 「食」への思い、「食べる」意味と様々な介助の方法
- 身体拘束廃止の考え方
- 感染症について
- 家族の思い、利用者の思い
- 認知症とは、パーソンセンタード・ケアとは
- 看取りと死生観について
- 褥瘡の予防と背抜き
- 高齢者の疾患について・高齢者の身体のメカニズムについて
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3年目
介護・養護課職員研修(次世代リーダー養成研修)
「利用者第一主義を貫く職員育成を行い、強固なる組織作りを図る」ことを目的として、以下の事を実践できるようになるための研修です。
- ① 介護・養護課における、揺るぎない介護観を持つことができる。
- ② 役職者と職員間の信頼関係を築き、強固な組織づくりができる。
- ③ 部署ごとで人財育成を行なうことができる。
- プログラム
- 希望館の歴史・行動基準の成り立ち
- チームワーク
- 基本姿勢・責任感
- 報連相(する側)
- 心のこもったケア
- 人財育成と人間力
- プロ意識と向上心
- 介護とは
その他の教育・研修プログラム
じょんのび勉強会
希望館では、介護技術の向上を目指した「じょんのび勉強会」という研修を毎月開催しています。「じょんのび」とは、新潟の方言で「ゆったり、のんびり」とか「気持ちいい」という意味で使われる言葉です。利用者にゆったりとしたお風呂の時間を過ごしていただくために、利用者に負担のない介護を提供するだけ無く、介助する側も負担のない介護が提供できる技術を習得することを目標に、この名前がつけられました。勉強会の主な内容は、車椅子やベッドへの移乗、入浴時の浴槽への出入りなどです。
職員が一つ一つ技術を習得するとで、利用者が諦めていたことが出来るようになることで、誰もが「じょんのび」になれます。そんな想いを抱いた研修です。
デイサービス合同研修
希望館デイサービス、デイサービス六郷友の家、プチ希望館の通所部門で年3回、合同研修を行っています。通所ならではのアクティビティや送迎などの研修会はもちろんのこと、職員同士の交流の場として意見交換会などを行っています。平成26年度は看護師による「デイサービスで起こり得る怪我の処置方法」や相談員による「報・連・相」の研修会を行いました。今後は研修を通して、自部署だけでは無く、通所部門の職員として、3施設が協力していけるような体制作りの研修会が開催できればと考えています。合同研修を通して、職員のスキルアップとともに希望館行動基準である「心のこもったケア」を実践できるような職員を目指していきます。
事例検討会
事例検討会とは、ケアマネジャーが実際に担当している(していた)利用者について、その利用者が在宅生活を送る上での課題やより生活しやすい対応方法等について検討する会議です。担当しているケアマネージャーは自分が持っている情報(本人や家族の事、健康状態や生活状況、介護保険サービス情報など)を会議内で全て出し、参加者からより適切な対応方法やアドバイスを出してもらいます。また新たな地域の介護サービス情報を知る事で今後の対応に生かしていきます。
参加するケアマネジャーも対応方法に対してアドバイスを行う着眼点や地域のサービス情報などを知らなければなりません。
事例検討会を開催する事でケアマネジャーすべてのスキルアップにつなげる事が出来ます。
児童スタッフキャリアイメージ
満足いくサービスを
提供するために
介護や児童福祉の分野で、お年寄りや子どもたちが満足いくサービスを提供するためには、「想い」「技術」「人間性」の3つが
揃ってはじめて可能になります。私たち希望館では、それら3つをバランスよく備えた人財の育成に力を入れています。
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入社〜1年目
新任職員研修※入社から1年間を通して実施
児童養護施設の仕事とは、一言で言うと「子どもを育てる」ことです。しかし、ただ単に自分なりに子どもを育てればいいというわけではありません。そこで、新任研修を通じて『希望館の子育て』を学んでもらい、子育てに関わるすべての職員が同じ目的に向かえるようにしています。3月の新任研修と4月以降毎月1回実施されている研修に加えて、現場での先輩職員によるOJTがあります。多くの失敗を通じて「子どもから教えてもらう」ことを実感し、みんなで解決の方法を探しながら『希望館の子育て』を体現していく研修です。
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2年目〜
2年目研修
新任研修を終えると、ケアワーカーを卒業して保母になります。毎月1回研修を行い、1年目に学んだ『希望館の子育て』と積み重ねてきた経験を合わせて学びを深めていきます。2年目研修を終える頃には、自信を持って『希望館の子育て』を自分の言葉で語れるようになります。
中堅研修
「考え方」を学ぶ新任研修・2年目研修と異なり、3年目の職員に向けた中堅研修は、自らの役割を自覚して実行する力を養うことがメインとなります。社会貢献活動をテーマとして、自分たちで地域のニーズを把握し、自分たちにできることを考えて、地域に十分に配慮をした上で実行します。実行に至るまでには、たくさんの議論が行われ、時には市場調査をしたり、時にはそれぞれが持ち寄ったアイデアを発表し合ったり、みんなでより良い方向性を探っています。
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その他の教育・研修プログラム
生(性)教育研修
平成24年度~令和3年度まで「せい(生・性)を自由に語る」ことをテーマに生教育委員会が中心になって活動してきましたが、令和4年度からは各ユニットに子どもたちの生(性)教育を任せるようになりました。各ユニットの職員同士で生(性)教育を学び、子ども一人一人に年間計画を立てた上で月に1回子どもたちに生(性)教育を実施しています。
ペアレントトレーニング
新任職員向けに「親が考えていることを正しく子どもに伝え、子どもが望ましい行動をとるようになる」ことを目的として、座学で基本を学んでからロールプレイを行います。そして、研修で学んだことを自分の担当児に対する取り組みとして取り入れて実践報告を参加者で共有します。これが1回のセッションの内容です。これを月に1回、計7回実施しています。この研修を通じて、職員は自分の声かけがいかに曖昧かを知り、怒りは恐怖しか伝えないことに気づき、どうしたら子どもに大人の思いが伝わるのか、を学びます。
その他の研修
・適切な支援に向けた“気になる子ども”の理解(外部講師)
・適切な支援に向けた“気になる子ども”の理解 フォローアップ研修(施設内)
・関わりにくい子どものアセスメント研修(施設内) -
委員会活動
希望館では、各部署での業務のほかに、組織全体の視点で物事を計画・実行していく委員会活動が盛んです。若手を中心に、提供するサービスの改善、働く職場環境の改善など、各テーマを掲げた活動を通して、経営の視点を身につけると同時に、部署の垣根を越えたコミュニケーションを育んでいます。
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組織改善委員会
より快適な職場づくりを目指し、中長期の視点に立って組織改善の発案と実行を行っています。
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行事企画委員会
納涼祭や交流会など、利用者様と職員がともに楽しめる行事の企画・運営を行います。
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安全衛生委員会
安全で安心な職場づくりのため、災害や感染症の予防・対策などの提言と改善を行います。
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ケア向上委員会
食事・排泄・入浴の介助知識の共有、ケア技術の習得を目指す活動を行っています。
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広報委員会
地域の方々に希望館のサービス内容とその価値をお伝えするための活動を行います。
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WEBサイト向上委員会
いまやインフラともいえるWEB技術を有効に活用するための企画と実践を行います。
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