関東ブロック老人福祉施設研究総会に参加しました
6月4日関東ブロック老人福祉施設研究総会(東京都)に参加してきました。
希望館では『介護と医療の連携』~一人のご利用者から学ぶもの~と『人財育成』~確保から定着まで~の二つの取り組みをテーマとしてかかげ、私たちはパンフレットを作成するにあたり職員から出た意見の中にあった「感謝、感動、共感、3K職場へようこそ!」というキーワードのもと、求職者向けパンフレットの作成から完成までを報告いたしました。
報告内容は、希望館が抱える課題、今行っている対策を紹介し、希望館が働きやすい環境であることを伝える為の手段として、この度パンフレットを作成したこと、パンフレット作成は全部署が関わったこと、外部のご協力があったこと、5ヶ月間のスケジュールなども含めて報告してきました。
どの施設に於いても「施設パンフレット」はございますが、施設が創る「求職者向けパンフレット」はまだあまり普及されていないのが現状で、発表を見に来て下った方々の反響がありました。このプロジェクトを通し思ったことですが、職員の心が一つになったような気がします。私たちはこれからも、希望館が大切にしている思いに賛同して下さる人財を求める為に、創設者の精神の「愛と奉仕」を実践しなければなりません。今後希望館の思いに賛同して下さる方をお招きできますように。
パンフレットに興味のある方は、お手数ですが希望館までお問い合わせ下さい。ちなみに6月4日発表後の希望館ウェブサイトのアクセス件数が過去最高になったことは、皆様のお蔭です。ウェブサイトでの求人コーナーもありますのであわせてご覧下さい。
発表者 森田・新井
この度、ひょんなことから発表者という大役を授かり、関東ブロックへ行って参りました。案の定緊張して早口になる場面が多かった~~~悔しい!!!
お題は「介護と医療の連携」でした。どのような内容にしようかと正直悩みました。目で見える成果物があるわけではないので、普段から関わらせていただいているご利用者から学んだ事を基に内容を組み立てました。
せっかくなので、ちょっとだけ発表内容を紹介させてください。
『介護は「過程」が大切。医療は「結果」が大切。言い換えるのならば介護は「生きる意味となるもの」、医療は「生きるためのもの」。
両者共に仕事の本質や求められることに違いがあるけれども、共通しているものがある。それは、一人の人と出会い、その人の事を心配し、笑顔で活き活きと生きていけるように支えていく。この思いは職種関係なく共通しているもの。
又、施設の職員である以上、そして施設のご利用者である以上、その人一人一人のその人らしさを支え、守っていくことが重要だということ。介護職員はたまたまご利用者の傍で仕事をさせて頂いているだけであって、事務や調理、医務等全ての部署が専門性を出し合い、「介護」をさせて頂く為に仕事をしているものだということ。』
偉そうに書いてしまいましたけど、このような考えを導き出して頂いたのも一人ご利用者です。今後も、他職種と連携しご利用者が笑顔で活き活きと生活していく事が出来るように精進してまいります。
発表者 吉野