日帰り温泉に行ってきました!
やって来ました3月4日(日)待ちに待った日曜野外デーです。
今回の行き先は、碓氷峠に向かう旧道沿いにある日帰り温泉施設。その名も「峠の湯」参加者はご利用者2名に職員4名が帯同しての小旅行です。
天候は今にも雨が降り出しそうな曇天模様ですが、私たちの気持ちは晴天なり。期待に胸を弾ませて午前9時過ぎに希望館出発です。国道18号をひたすら西へ、西へ進むこと1時間弱、釜飯で有名な「おぎのや」さん、鉄道ファンに有名な「鉄道記念館」を通り過ぎると右は碓氷バイパス、左は碓氷峠に向かうY字路、右に向かう車の多い中、私たちは左にハンドルを切ります。旧道を通るのは久しぶりなのでしょう「なんか懐かしいな。」とご利用者も声を上げていました。そうこう【走行ではありませんよ〈笑〉】しているうちに「峠の湯」に到着。そこは想像を遙かに超えた立派な温泉施設。右手には数棟のコテージが建ち並び別荘地を想わせる小洒落た雰囲気です。いざ中へ入ると吹き抜けの高い天井に清潔感漂う木目調の落ち着いた内装にボルテージはMAX。受付を済ませると2階の個室に案内されました。またここがいいんですよ。皆さん。リビングは6人利用では手狭な感じが否めませんがトイレと家族風呂は最高。トイレも脱衣所・浴室も広々していて介護スペースもたっぷりあり車イスの出入りも可能、浴槽はもちろん檜です。
リビングで一休みしたら、さあお風呂に入ろう。女性利用者は女性職員に付き添われ大浴場へ…大浴槽はもちろんのこと露天風呂、サウナなど、ある物全部楽しんじゃったそうです。男性利用者は家族風呂で少し滑り気のある温泉を満喫…ジャグジーなんかも使ってみました。お手伝いした私たちは「ここいいね。今度○○さんも連れてきたいな」と話していました。
さあ、お風呂に入ったら次は食事です。「何食べようか」とメニューと睨めっこすること…結構かかりました。結果発表。全員一致で「釜飯定食」に決定です。届いた釜飯はやはり「おぎのや」さんの釜飯でした。皆食べるのは久しぶりですが昔と変わらない見た目と味に大満足。ごちそうさまでした。余談ですが、この釜飯の釜「140グラムのお米が『おいしく』炊ける」と表示してありました。何故かとても気になってしまいました。
さて、残り時間は何をする?そうです。のんびりするのです。「温泉でのんびりしなくて何をする」とばかりにお話ししたり、ボーっとしたり利用者とリラックスした良い時間を過ごすことができました。
が…。やはり「楽しい時間はあっという間に過ぎるもの」なんですね。タイムアップ。退館の時間です。帰り道、「秋間の梅を見てから帰ろう」と安中市秋間にある梅林に立ち寄ってみましたが残念。今年はこの寒さで開花が遅れているのでしょうか?全く咲いていませんでした。「これは次回のお楽しみにしておきましょう」と皆を乗せた車は希望館へ…おつかれさまでした。
「えっ」今回の野外デーの感想?淀川長治風に言えば「日曜野外デーって本当にいいですね」と言うところでしょうか…。それではご利用者の皆様、平成24年度も日曜野外デーで色々なところに出掛けて『うんと』楽しみましょうね。
希望館デイサービス 角田孝治